最後のとき(The Last Time)~子育て中のママ・パパへ

最後のとき 子供の教育

こんにちは。マセイです。

「最後のとき(The Last Time)」という、英語の詩をご存じでしょうか?

数年前からSNSで広まり、子育てを経験したママ・パパの間で「共感する」、「涙が出た」などと話題になったそうです。

私も、数か月前に初めて、「最後のとき(The Last Time)」の和訳版を目にしたのですが、息子の小さいころを思い出し、単身赴任の現状と重ね合わせて、涙が出てきました。(歳をとると、涙腺が弱くなるのです)

そして、過ぎた日はもう戻らない、これからの息子との最後のとき」を大切にしようと決意しました。

 

最後のとき(The Last Time)

『最後のとき』
赤ちゃんをその腕に抱いた瞬間から あなたはこれまでとは全く違う人生を生きる
以前の自分に戻りたいと思うかもしれない

自由と時間があって 心配することなど何もなかったあの頃の自分に
今まで経験したことがないほどの徒労感 毎日毎日まったく同じ日々

ミルクを与えて背中をさすってやり おむつを替えては泣かれて
ぐずられて嫌がられて 昼寝をしすぎてもしなくても心配で
終わることのない永遠の繰り返しに思えるかもしれない

だけど忘れないで……
すべてのことには、「最後のとき」があるということを

ご飯を食べさせてやるのはこれが最後、というときがやってくる

長い一日のあと子どもがあなたの膝で寝てしまう
だけど眠っている子どもを抱くのはこれが最後

子どもを抱っこ紐で抱えて出かける
だけど抱っこ紐を使うのはこれが最後

夜はお風呂で髪を洗ってやる
だけど明日からはもう一人でできると言われる

道を渡るときには手を握ってくる
だけど手をつなぐのはこれが最後

夜中こっそり寝室にやってきてベッドにもぐりこんでくる
だけどそんなふうに起こされるのはこれが最後

昼下がりに歌いながら手遊びをする
だけどその歌を歌ってやるのはこれが最後

学校まで送っていけば行ってきますのキスをしてくる
だけど次の日からは一人でだいじょうぶと言われる

寝る前に本を読み聞かせて 汚れた顔をふいてやるのもこれが最後

子どもが両手を広げて あなたの胸に飛び込んでくるのもこれが最後

だけど「これが最後」ということはあなたには分からない
それがもう二度と起こらないのだと気付くころには
すでに時は流れてしまっている

だから今、あなたの人生のこの瞬間にも
たくさんの「最後」があることを忘れないで
もう二度とないのだと気付いてはじめて
あと一日でいいから、あと一度きりでいいから、と切望するような
大切な「最後のとき」があることを

(和訳引用:ママスタセレクト

読んだときに思ったこと

初めて、この詩を読んだとき、真っ先に思い浮かんだのが、息子が小さいころ、夜の寝かしつけで苦労したことでした。

普段の子育ては、専業主婦だった妻に任せっきりでしたが、夜の寝かしつけは私が担当していました。

1時間以上、体をゆりかごのように揺らしながら抱っこして、やっと寝てくれたと思って布団の上に置いたら、背中のスイッチが作動して目を覚まし、泣きじゃくって、最初からやりなおしという日々が続きました。

仕事で疲れていたときは本当にイライラし、「早く大きくなってくれたら、楽なのになぁ」と思っていました。

また、もう少し大きくなり、休みの日はずっと息子の相手をしていたのですが、何時間もプラレール遊びを要求されたり、何度もしまじろうの同じ内容のDVDを見せられ、手遊び歌などを何度もやらされたときは、「一人で遊べるようになってくれたら、どんなに楽だろう」と本当にうんざりしたこともありました。

遊び始めは楽しいんですけどね。

でも、そんな息子も今は7歳。

夜は自分一人で寝られるし、プラレール遊びも、しまじろうDVDも卒業してしまいました。

一人だけで遊ぶことも多くなりました。

子どもの成長が嬉しい反面、いろんなことが、知らないうちに「最後のとき」を迎えてしまったことが寂しいと感じることもあります。

しかも、現在、私は単身赴任で、息子とは2週間に一度しか会えません。

たまに帰ると、ひざの上に乗ってきたり、一緒に遊ぼうと言って、一日中相手をさせられたりしますが、このような事も、そのうち「最後のとき」を迎えるでしょう。

そのときに後悔しないために、私は今、全力で息子との「最後のとき」を楽しんでいます。

最後に

今、まだお子さんが小さく、日々の生活の中で苦労されている子育て真っ最中のママ・パパは、たくさんいらっしゃるでしょう。

毎日、イライラしたり、うんざりすることも多いかと思います。私達夫婦は息子1人でしたが、お子さんが2人、3人といると、さらに大変ですよね。

そんなときは、もう二度と経験できない、貴重な時間「最後のとき」を過ごしていることを、たまにでも感じてもらえたらと思います。

子どもの成長は、本当にあっという間ですので。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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